統合失調症とは

統合失調症とは思春期のころに出てくる症状の病気で精神疾患となっています。統合失調症は全国に100万人レベルでいるとも言われていて、日本でも身近な病気となっています。統合失調症は自閉症と似ているということがよく言われているのですが、実際には統合失調症と自閉症は全く異なります。

統合失調症が日本で140名に1名程度はいるのではないかということを友人から聞いて、本当にびっくりしたことを覚えています。また自閉症の方も明らかな方で40万人前後、軽度な方まで含めると100万人以上は国内にもいるのではないかということが分かってきています。

管理人自身は以前、統合失調症は多く見積っても国内で数万人くらいだろうと思っていたので、全国で100万人近くもいると聞いて、本当にびっくりしたことを覚えています。と同時にすごく辛い症状に悩んでいる人がこんなにもいるんだと思い、健康の大事さをより深く痛感したという記憶があります。

発達障害であれば「豊かな個性」という考えもありますが、統合失調症はまず治らないし、なかなか症状も改善しないし、誰かの力を借りないと生活していくことも大変なんだろうな・・というマイナスの思考にもなりやすくなります。

統合失調症は遺伝やストレスで発生する割合が強く、脳内のドーパミンやセロトニンの過剰が引き起こす疾患となっている可能性が高いということが分かってきました。統合失調症の症状は幻覚や妄想・独り言・空笑・極度の被害妄想・幻聴などがあります。また自分の考えていることが相手にリークされている・行動を誰かに操られているなどと感じたら、統合失調症の可能性が高いとも言われています。また意欲や感情が下がり過ぎてしまうこともありますので、なかなか社会生活を送ることもできません。引きこもりになってしまう方も多いようです。

自閉症にも意欲の低下なども見られますが、自閉症はコミュニケーションや知的なところからの障害から起こる事が多く、感情的なところから来るというわけではありません。また幻聴や幻覚などは自閉症にはまず起こらないとも言われていますので、統合失調症と自閉症は全く異なるということが分かってきています。

ただ未だに統合失調症の方をアスペルガー症候群や自閉症と診断してしまい、全く異なる治療法や薬の処方をされている方もいるのが事実のようですので、セカンドオピニオンやサードオピニオンを受け、あなたにとっての最適の診断と治療を受けていただきたいです。

統合失調症のところは発達障害療育の糸口を参考にしました。