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強迫性障害とは

強迫性障害とは、同じ行為や思考を繰り返してしまう、わかっていてもなかなかその行為を止めることができない、確認症のような感じになっています。強迫観念・強迫行為なども同意味で用いられますし、被害妄想なども類似のような考えを持っています。強迫性障害は発達障害の自閉症やアスペルガーとも間違われる可能性のある症状があります。

強迫性障害にはどのような行為が当てはまるのかというと、不潔恐怖・洗浄強迫・加害恐怖・被害恐怖・自殺恐怖・疾病恐怖・縁起恐怖・不完全恐怖・保存脅迫・恐怖強迫・あらゆる面のこだわりなどの症状があります。強迫性障害になってしまうと、回避・巻き込み・感染などの行為に走ってしまいます。

強迫性障害の割合は日本人の中でも1%強・全国に100万人以上いると言われています。被害妄想やすぐにカッとしてしまう方などもこの強迫性障害・また精神科外来の患者の8・9%程度いるのではないかと言われています。よくかんがえてみると潔癖症や不安恐怖症・こだわりが強い・被害妄想などの方を含めると全国に100万人というレベルではなさそうな気がしますね。

強迫性障害の治療法は、認知行動療法・薬による治療が最も一般的な治療法となっています。 強迫性障害の方は外から見た目よりもずっと悩んでいる人が多いので、うつ病などにもなりやすくなっています。強迫性障害とはアスペルガーはたしかに似ていますし、どちらも適切な治療や教育をすれば、治るとまではいかないまでもだいぶ良くなる方が多くなるはずです。

特に発達障害のアスペルガーのための医療機関や学習塾・家庭教師・支援施設などもありますので、お近くの支援施設に相談していただきたいです。
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